2008年12月8日月曜日

自己同一性


特に思い出せなくなったからといって、アイデンティティーがなくなるというわけでもないらしい。興味深い。僕がおもいだせなくなった、つまり想起できなくなったのは、エピソード記憶というものらしい。だから別にドアだとかパソコンの使い方なんて忘れてないわけだ。中学高校時代、そして浪人自体と今年の前半の記憶があやふやというかぽっかり抜けてしまっているだけということになる。これがどういうことを意味しているのかはよく知らないんだけど、ま、思い出したくないということなら無理に検索する必要もないだろう、と無理やり自分を納得させることにする。いろいろなくしても僕は僕なんだから仕方ない。大事なのは過去じゃなくていまと、これからだもんね。
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悲しみの喪失


うつ病の症状の中に健忘というのが存在するのだが、どうやらそれが発現したらしい。部分健忘。つまり、記憶の一部分が消えてしまった、というよりは思い出せなくなったということだ。日誌によると二、三日前くらいにやらかしたあることが原因だと推測できるが、正直それもよくわからない。だって覚えていないのだもの。すべてを忘れたわけじゃなく、一部分のことが思い出せないだけ。具体的にいえば、中学生、高校生のころと、去年の浪人生活の1年間。ついでに今年の出来事もちらほらと。人は認識できたけど、思い出せない人も当然いるし、エピソードとかはまったくっていってもいいくらいに思い出せない。もしかしたらきっかけがあれば復旧できるのかもしれないけれども今は無理だと思う。映画や漫画のように「ここはどこ?僕はだれ?」なんてことにならなくて済んだけれども、やっぱり最初はきつかったです。真っ白だったし。記憶のブラックボックス化、何があったんだろ、思い出せないところに。 さよなら、また会う日まで。

ということで、話が通じないこともあるかもしれませんが、どうにかこうにか僕は生きています。学校の休学はたぶんしませんが、成人式およびその後の同窓会には出席しないと思います。何も思い出せなくて切なくなるだけだろうしね。以上報告終わり。悲しみの喪失
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