2008年10月19日日曜日

Eagle Eye



『イーグル・アイ』(Eagle Eye)は、2008年公開のアメリカ映画。 2007年11月からイリノイ州シカゴで撮影を開始。アメリカ合衆国で2008年9月26日に公開された。日本では10月18日に公開予定。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮・シャイア・ラブーフ出演のサスペンス・アクション映画。『ディスタービア』で大ヒットを記録したD・J・カルーソーとシャイア・ラブーフが再びタッグを組んで制作された映画である。

ストーリー
ジェリーは自分と違い、成功を収めていた双子の兄イーサンの葬儀の後、家路に就く。彼が自宅に戻ると、そこには大量の武器と薬品が。呆然としていると、謎の女性から電話がかけられてくる。「あと30秒でFBIが来る。逃げなさい」と。そのころ、法律事務所で働くシングル・マザーのレイチェル・ホロマンは、友達と飲んでいる最中に、謎の女性から「正面のマクドナルドのTVを見なさい」と着信が。そこにはワシントンDCに少年楽団で演奏しにいっているはずの自分の息子の姿が。息子を人質にとられ、謎の女性の支持に従うことになったのだが・・・。


 スティーブン・スピルバーグが総指揮の作品。この企画を長年寝かせてあった、ということだけあって、いい感じにできていました。ストーリーの内容的には、ここ数年僕が実際にちょっとこうなったら嫌だなぁなんて思っていたことだったので、とても怖くなりました。ホントに。
 スピード感のある展開、いい感じに張られている伏線、そして主演のシャイア・ラブーフの演技がとてもすばらしかったです。ジェリーを追うFBI捜査官のおっちゃんもすばらしかった。個人的には一番好きなキャラクターです。うん。
 「ボーン」シリーズにどことなくタッチが似ていますね。オススメです。

容疑者Xの献身



容疑者Xの献身 ―その謎を愛そう―

 原作は『容疑者Xの献身』(ようぎしゃエックスのけんしん)で、東野圭吾の推理小説。探偵ガリレオシリーズ第3弾。2003年から文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版された。2008年8月に文庫化された。 第6回本格ミステリ大賞、第134回直木賞受賞作。また、国内の主要ミステリランキングである『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得し、三冠と称された(のちに前出の2賞を取り、最終的に五冠となった)。
 今回は、物理学者湯川シリーズ『探偵ガリレオ』『予知夢』を原作としたテレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として本作を同ドラマのキャスト・スタッフにより映画化されたもの。フジテレビの月9枠のドラマの映画化は『西遊記』『HERO』に続き3作目となる。2008年初旬に撮入し、同年10月4日に公開された。 福山は『ほんの5g』以来20年ぶりの映画出演になり、主演は初めてである。 『ガリレオ』において登場したオリジナルキャラクターが引き続き登場するが、基本的なストーリーは原作に沿ったものとなっている。

ストーリー

 花岡靖子は娘・美里とアパートでの二人暮らし。 物語は靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め、訪ねてきた事から始まる。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。 そして3月11日、旧江戸川で富樫の死体が発見される。警察は花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずる事に気づく。困り果てた草薙刑事と内海刑事は、天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。 すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。彼は当初この事件に傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを知り、独自に解明に乗り出していく。 天才数学者と天才物理学者の、殺人事件をめぐる隠蔽と解明が激しい攻防を生む長編ミステリー。そしてクライマックスでは倫理を超える真実の全貌が明かされる。




 主演は福山さんですが、相変わらずかっこいいです。ただドラマのどこかコメディタッチなものは抜けていて、とてもシリアスなドラマが展開されます。堤真一演じる石神のキャラがとてもいいです。原作の空気も残しつつ、よりキャラが確立されていました。
 ドラマ版では、原作には登場しない数多くのキャラクターが登場するのですが、今作品にはいかしきれていませんでしたね。でも、原作に沿っていて、かなり忠実に再現しているので、僕はとても満足でした。ラストのセリフは映画でのオリジナルですが、とてもよかったです。でも原作のラストもよかったなぁ。
 今作品は個人的に、とても満足のいくものでした。原作の再現ではなく、原作をさらに発展させていて、好きです。いいですね、すばらしい。オススメです。これはカップルで行ってもいいかもね。

 そして美人かどうかが重要っていう点は、湯川先生の意見に同意しますよ。