2008年9月18日木曜日

炭酸飲料


 新しい出会いというのは、炭酸飲料に似ている気がする。とてものど越しがよくて、おもしろくて、新鮮な気分になれるのだ。今日もとてもいい一日で、新しい考え方にも出会えたし、何よりとてもいい人たちと出会うことができた。こういう日はなかなかない。出会いを大事にしたい。そう思った。そして、こんな僕を認めてくれる人たちがいるなら、その人たちのために自分にできることがあるなら全力でやろうと、改めて強く思ったそんな日だった。今日も炭酸飲料がおいしい。
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 引き際というものを捉えておくことはとても大事だと思う。引き際をわきまえないで、うだうだとしつこくしているのはとても美しくない。いつまでも昔の栄光だとか、利権にしがみついている人を見るとそれがどんなに偉大な人でも、うんざりしてしまう。僕は波みたいに、必要なだけ、自分が必要とされるときだけ、前に出て、役目を果たしたら、後ろに戻って充電したり、もしくはすっぱり身を引いてしまう方が美しいと思っている。そういう考え方で普段からいるため、たとえば完璧に満足のいく仕事ができたら、もう自分が完璧に必要ないと実感したら、そのときはすっぱりと引いて、死んでしまいたい。もしくは引退して、隠居したり、別の仕事を探してみたいのである。たとえばセックスピストルズが頂点に立った瞬間、解散したことはとてもかっこいい、そしてなかなかできない選択だと思う。とても美しい。瞬間的にでも、満足のいくものができたら、つまりそれ以上がんばっても、その仕事を超えることができないと悟った瞬間、身を引いて、それを汚すべきではないのだ。美しいものは美しいままで終わればいい。僕が海辺で何時間も波の音を聞きながらぼーっとできるのは、波をそういうものの象徴としてみているからなのかもしれない。どうでもいいことなのかもしれないが、政治家のニュースなどを見るたびに、そんなことを考えてしまう僕がいる。
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