『ボーン・アルティメイタム』(The Bourne Ultimatum)は、2007年のアメリカ映画。記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)を主人公としたサスペンス・アクション映画3部作の完結編である。原作はロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』。なお、題名のアルティメイタムとは最後通牒のこと。アメリカでは2007年7月25日にプレミア上映されたのち、8月3日に3660館で公開され、週末興行成績で初登場1位になった。日本では同年11月10日に日劇1ほかで公開された。第80回アカデミー賞では、編集賞、録音賞、音響効果賞を受賞した。
ボーンシリーズの完結編。記憶を奪われ、愛する人を殺され、すべてが始まった自分の記憶を探るボーン。この映画の見所としては、まず最初に数々の舞台ですね。ロシア、イギリス、モロッコ、アメリカ、スペインなど各国がリアリティのある映像で描かれている。それだけではなく、映像の撮影方法がうまい。かなり参考になる。というのも、緊迫した状況がカメラワークからもかなり伝わってくるだけではなく、それが自然に、でもインパクトのある編集でつながれている。ボーンシリーズに一貫して見られる特徴だけど、今回のが一番すごいと思う。完結編にふさわしい完成度。アクションもすばらしいし、演技もいい。かなりオススメ。