2008年8月8日金曜日

蟲師

『蟲師』(むしし)は、2007年の日本映画。3月24日、松竹・東急系にて全国180館で公開された。興行収入は約7億円。 原作は漆原友紀による同名の漫画『蟲師』。監督は大友克洋。主演はオダギリジョー。

物語は一貫してスローペース。
そのためか、セリフのひとことひとこと、キャラクターの動きや表情が印象的である。
蟲のエフェクトはすばらしいと思った。
ハリウッドにも引けを取らないし、そこをメインにしていない分(つまりしっかりとしたドラマがある分)、いやらしさがなく、とてもいい作品だったと思う。
伏線の張り方や、現在と回想との入れ替わりのタイミングのうまさがとてもスキ。
編集技術がすごく高いと感じた。

日本の古きよき時代や、思想なんかもうまく表現されてるし、エンディングは個人的にスキ。

久々にいいものを見た。オススメです。
どことなく、もののけ姫に雰囲気が似ている。