歳をとるにつれて、どんどん引き返すことがむずかしくなる。純粋に前に進むことは楽しい。基本的に前もっていろいろ予測を立てて(何も考えてないように見えるかもしれないけれども)、あとは適当に行動しているので、普段はあまり前に進むことが怖いなんて思わない。でもたまにふと立ち止まってみると、いつの間にか森の奥まで進んでいたことに気がついて、ぞっとする。もう引き返しにくいところまで来ていたのだ。でもこの道以外考えられなかったし、本当にいいのかと常に迷いながらも楽しんでここまできたから、きっと僕はこのままでいいんだと思う。うん、まぁ、まだ歩き方は幼いけれど、きっと大丈夫。