2008年10月1日水曜日

女心と秋の空


 昨夜から今朝の未明にかけて雨が降っていたけれども、今はどちらかといえば晴れてきた。おかげさまで今日は体育2のテニスをすることができたし、暇な時間にのんびりと寝転がって本を読むことができた。うん、その辺はよかった。すばらしい。
 「女心と秋の空」という言葉があるが、かなりうまいことを言ったなぁと思ってしまう。でも、当たり前のことだけれども、男女関係なく、特定の人の感情の揺れ動きのパターンは、一緒にいる時間が長ければ長いほど、読み取りやすくなる。もちろん、初対面である程度見極める人もいるけれども。そのパターンさえ、見えていれば、どう動くのか、こう感じるのだろうなぁと予測しやすい。一般的に女性の方がわかりにくいというのは、ただ単に、裏表の使い方がうまく、素の部分を垣間見るのが難しいからなのかもしれない。もちろん、注意深く反応パターンを見極めることができれば、そこまで難しくないのだろうけれども。とても残念なことに、大人にならざる終えない状況にいる僕は、こういう見極める力をもっと付けていく必要があると思う。まだまだ甘いし、一定のワークフローは持っているが、もっと理解しやすい読み取り方があるのかもしれない。日々精進。人の気持ちが読みとれるようになれば、それはマーケティングにきっと応用できるはずだ。本気でプロデューサーになりたいので、がんばっていこうと思う。うん、あまり経済系には興味がなかったりもするのだが、文句をいっても仕方がないので、がんばろう。

 写真は、実はこの間撮ったもので、まだ葉が緑色だったりしたのだけれども、ちょっと手を加えれば、茶色っぽく見せることができる。まぁ、急いでやったので結構雑だったりするのだけれども、そこはノーコメントでお願いしたい。何が言いたかったのかといえば、実は何でも丁寧に誠意を持って、手をいれてやれば、うまいこと自分が作りたいものを生み出すことができるのだ。
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clown


 パリのモンマルトルの丘で出会った道化師。どこか不気味で、でもとても興味を抱いてしまう。僕は道化師が好きだ。

 今日も相変わらずぐったり。それもこれも、すべて台風が接近しているからかもしれない。いや、絶対にそうだろう。気圧が下がったり、天候が悪くなると、決まって僕は体調を崩す。それは欝だったり、偏頭痛だったりといくつかの症状はあるが、どちらにせよ、とても不快だ。どうにかならないものか。電車に乗っていて思ったのだけれども、こんなに大勢の人がひっきりなしに移動するということがちょっと怖い。みんなどこへ行くんだろう。結局流されて生きているのではないだろうか。わからない。本当に欲しいものは簡単に手に入らないし、本当に伝えたいことに限って、うまく伝えることができない。そうなっているからこそ、余計に欲しくなったり、伝えようとするんだろうけれども、どうも空虚だ。相手から必要とされてないというのはちょっと堪える。僕じゃなきゃできないことなんて、正直な話、何もないだろうな。それを見つけないといけないのかもしれない。それか自分をもっと肯定しないといけないのかもしれない。

 村上春樹の出版されている長編、短編をすべて読み終わった。あと訳本や誰かと一緒に書いた作品などが残っているけれども、まぁそれは後々でいいのかもしれない。これからやるべきことは、今までの長編と短編を分析しなおすこと。いくつもの作品にさりげなくつながりがあり、行間の間に作者の精神のイメージが見える。もっと具体的に見てみたいし、作品を通して、彼の思考パターンをできるだけトレースしてみたい。きっとできると思う。・・・文学部でもないのに、こういうことに時間を割くのは好きだからです。というかヒントになりそうだからです。暇人ってわけじゃないよ。
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