2008年6月17日火曜日

この世界は生きるのに安全でも適切でもありません。


世界が歪んでいるのは今に始まったことじゃないが、
今まで以上のスピードで崩壊が進んでいると思う。
アメリカ大陸も不穏な香りがするし、嫌な感じ。
アジアにしても、力が暴走しようとしてる感じがする。
第三世界との関わりもどこかおかしい。

不完全な存在が神の真似事で作り出した不完全な世界。
一見、すんなりと全てを説明できる理論なり、
概念にはどこか落とし穴があるなんて、
村上春樹が言ってたけど、その通りだよね。
落とし穴がどこかにたしかにある。
それを感じる。たしかにある。確信している。

どこかおかしくて、歪んでいて、腐ってるのに
一見すると、便利で素敵な、この愛しくて狂った世界。
不完全ゆえの可能性が少しもなければ、
とっととあきらめて見捨てるんだけども、それもできない。
どうしようもなく醜い不完全な世界が
ひとつの理由のために愛しい。

『この世界は生きるのに安全でも適切でもありません。』
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