2008年9月28日日曜日

秋の始まり


 自転車でつくばを走っていたら、金木犀の香りがした。秋が来たと思った。金木犀の香りは優しい香りでとても好き。その香りに包まれると、とても癒され、また優しい気持ちになることができるからだ。でもどことなく、今日は切なくなった。

 実は昨日から欝だ。しかも相当なレベルの欝である。なんでだかは聞かないで欲しい。僕もわからないのだ。きっと低気圧のせいだろう。天気がよくなれば気分が晴れるかもしれない。こういう気分と天気のときは家で、コーヒーを飲みながら本を読んで、低気圧が過ぎるのを待つに限る。

 ふと最近思ったのだが、今、僕に必要なのは、技術でも経験でも何かの思想でも、もちろんお金でもなくて、自分を驕らない程度に肯定することということなのかもしれない。今までは、そんなことは考えもせずに、自己否定を続けて、どんどん先に進んでいけるように自分を追い込んでいければよかったのだけれども、そうもいかなくなっているとなんとなく思ったのである。でも自分をできるだけ自分を追い込むことは、創造するという分野で生きようとしている以上、必要なことなので、破棄するつもりは全くない。なんでこう感じたのかということは、まだわからないけれども、直感は信じることにしているので、思考を続けてみる。他の人にとっては、自分を肯定することは当たり前のことかもしれないが、僕にとってはとても異質なことで、それを取り入れることはかなり大きな変化になると思う。でもどちらにせよ、謙虚さだけは失わないようにしたい。

 秋が訪れる。今年の秋はどんな季節になるのだろうか。いい時間を過ごしたいものだ。
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